ゴルフは紳士淑女のスポーツと言われています。ゴルフをプレーする上でのマナーはもちろん、服装マナーであるドレスコードを守る必要があります。そんなゴルフをする上で覚えておきたい服装で気をつけるポイントをご紹介します！
ゴルフ場にはドレスコードがある
ゴルフは紳士淑女のスポーツと言われており、マナーに沿った適切な服装をすることはとても大切です。自分のためだけでなく、一緒にプレーしている方、別の組でプレーしているかたなど周りの方に不快な思いをさせないために、皆が楽しくプレーできるようにするためにもマナーを守る必要があります！
ゴルフコースごとに厳しさが違う？
一般的なゴルフウェアのドレスコードに加え、名門とされるゴルフコースではさらに厳しいドレスコードが定められている場合があります。日本国内の名門コースとしては「霞ヶ関カンツリー倶楽部」などがあげられます。襟の高さが決められていたりします。不安な場合などは必ずゴルフコースの公式HPを確認したり、記載がない場合はメールやお電話などで尋ねると良いでしょう。
接待やコンペなどでは派手な服装はNG？
ゴルフはスポーツとしての一面も持ちつつ、コミュニケーションツールとしての一面もあります。そのため、コンペや接待などの付き合いでゴルフをプレーすることがあるかと思います。特に取引先とのコンペや接待などの際にはゴルフウェア選びに気を付けなければなりません！
派手なウェアや過度な露出はNG
取引先とのコンペや接待の際には派手すぎないシンプルな色使いのものを選ぶのが良いです！夏場などは短すぎるスカートやハーフパンツ、ノースリーブタイプのトップスなどは避けた方が吉です。冬場であれば打順待機中のミトンなどの取り扱いにも注意しましょう。
行く格好とプレーするゴルフウェアは分ける
ゴルフ場には服装のマナーが2つあります。
1つ目はゴルフ場に行く時の格好です。ゴルフ場を訪れてプレーを始める前までの格好のことです。
2つ目は実際にコースに出てゴルフをプレーする際の格好です。
この2つの格好はそれぞれに気をつけるポイントがあるのです。
ゴルフ場に行く時の服装
まずはゴルフ場に行く時の服装についてです！ゴルフ場に行く際には男性は下はチノパン、上半身は襟付きのシャツにジャケット着用が望ましいです。女性は短すぎるスカートなどを避けるのが良いです。また、スニーカーや高いヒールなどは避け、革靴で行くのがおすすめです！格式高いレストランや高級ホテルに訪れる際の服装を意識すると良いでしょう。
プレーするときの服装
続いてプレーする時の服装についてです。
ゴルフ場ではいくまでの格好、そしてプレーする際に着替える格好がそれぞれ違います。先ほど紹介した「行くまでの服装」とそれぞれ違うウェアを選ぶ必要があります。
季節ごとのゴルフの服装
ゴルフは広大な自然の中でプレーするスポーツです。そのため季節や天候によって服装を変えなければ快適にプレーすることができません。そのため、季節ごとに選ぶウェアを変えていく必要があります。今回は季節別にゴルフをプレーする際のおすすめの服装を紹介していきます。
春夏編
主に4月から10月頃までの服装で注意すべき点を紹介します。
トップスは襟付きのものを
トップスは襟付きのポロシャツや、襟の立ったモックネックシャツなどがおすすめです。ゴルフ場は山岳部や海沿いに位置していることが多く、夏前や早朝などは涼しい場合があります。また、ホール間の移動などで体が冷えないようにするためにもフロントジッパーの上着を用意しておくことをおすすめします。
パンツは薄手のロングのものを
男性はロングのスラックスやチノパンなどをチョイスするのが◎。女性はロングパンツやスカートがおすすめです。短いスカートを履く際には膝丈の靴下を必ず履くようにしましょう。また、暑い夏場でもロングパンツや長い靴下を履くことをおすすめする理由はゴルフ場が芝で覆われた大自然だからです。夏場はラフ（コース上の短く刈り込まれていない左右の芝）が長く育っていることが多く、ハーフパンツや素足だと皮膚を傷付けてしまう場合があります。夏場の早朝などは朝露で湿っていたり虫が多く暮らしていたりします。そういった場面から脚部を守るためにおすすめです！女性の場合、ショートスカートを着用する際には、膝までの長いソックスを着用すると良いです。
秋冬編
主に10月下旬から3月下旬頃までの服装で注意すべき点を紹介します。
秋冬のトップスは重ね着を！
秋口はまだ穏やかな陽気の日も多く、ラウンド中に暑くなってくる可能性があります。そのため、厚手のものを1枚着るよりも半袖のトップスの上に脱ぎやすいニットウェアやフロントジッパー付きのジャケットなどがおすすめです。さらに寒くなってくる11月頃からは襟付きのシャツの上にニットやカーディガンなどを羽織り、一番上に防風、保温性能の高いアウターを着るのがおすすめです。
ユニクロはOK？
初心者ゴルファーの方が誰もが思う疑問の1つ「ゴルフウェアってユニクロなどの衣類量販店でもいいの」について紹介していきます。
結論、ユニクロでもOKです！安価で機能性も十分なウェアを手に入れることができるからです。しかし、あまりおすすめはできません。やはりゴルフのために開発されたウェアを着用する方がマナー的にもプレー的にも良い点が非常に多いからです。特に名門のゴルフコースに訪れる場合や、コンペや接待の際には「ゴルフウェア」を着用することを強くおすすめします。
クラブハウス内での服装のルール
ゴルフのプレーは18Hで行われます。そのうちの9H終了時にお昼休憩を取ることがほとんどです。その際、ゴルフウェアを着用した状態でクラブハウス内やレストラン内で過ごすことになります。クラブハウス内で気をつけるべきポイントを紹介します。
帽子、サングラス、グローブなどは外す
前半にあたる9H終了時、クラブハウスに入る際には必ず「帽子」、「サングラス」、「グローブ」などは必ず外すようにしましょう。レストランの入り口には帽子をかけるスタンドがある場合がほとんどですので、そこにかけるようにしましょう。また、ゴルフ場内ではコース場に限らず紳士淑女の立ち振る舞いを心がけましょう。お手洗いにて手を洗った際に飛び散った水滴は拭き取るなど、周りの方も気持ちよく使えるように心がけましょう。
番外編！ゴルフの練習に行く際の格好は？
最後にゴルフの練習場に行く際におすすめの服装を紹介していきます。
詳しくはこちら！
打ちっぱなしに行く時の服装
トップスは動きやすければOK
ゴルフ場に行く時のように襟が立っているものを選ぶ必要はありません。しかし、動きやすいシャツなどがおすすめです。普段の練習はゴルフ場でのプレーに繋がっているため、練習場で身体に制約のかかる動きづらい服装で練習をしているとそれに慣れてしまい、悪い癖がついてしまう可能性があります。そのため普段の練習の時からゴルフウェアに近いシャツを選ぶのがおすすめです。
ボトムス
こちらも身体に制約のかかるものでなければOKです。ダボっとしすぎているロングパンツや短すぎるスカートなどは避けた方が良いです。チノパンやスウェットパンツなどがおすすめです。
シューズ
普段使用している運動靴でももちろん大丈夫です。特におすすめなのがスニーカーでソールの硬いものが最適です。しかし、ゴルフ場でスパイクシューズを履いてプレーする方は注意が必要です。スパイクシューズはその名の通りソールに複数のスパイクが付いています。そのため、通常のスニーカーなどより高さが生まれてしまいます。スニーカーでの練習に慣れ、ゴルフ場でスパイクシューズを履くとその分上に上がることになるので、トップ（ボールの上側を打ってしまう）してしまう可能性が高くなります。なのでゴルフ場でスパイクシューズを履いてプレーする方は普段から同じシューズで練習することをおすすめします。
ルールを守って楽しいゴルフライフを
ゴルフウェアは種類が豊富でコーディネートも楽しみの1つです。各ゴルフ上で定められているルールを遵守しながらも自分の好きなウェアを身に纏ってゴルフを楽しんでください。
また、みなさまが楽しいゴルフライフを送る上で少しでも役に立つ情報を発信できていたらなら光栄です！
