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ゴルフ初心者

ゴルフ初心者の平均スコアはどれくらい?目標スコアの段階的な決め方

ラウンドを終えてスコアカードを見たとき、「このスコアは平均的に見てどうなのだろう」と気になった人は多いはずだ。周りに聞きづらく、なんとなく「自分だけ下手なのでは」と感じてしまうこともあるだろう。

ゴルフ初心者の平均スコアはどれくらい?目標スコアの段階的な決め方

ラウンドを終えてスコアカードを見たとき、「このスコアは平均的に見てどうなのだろう」と気になった人は多いはずだ。周りに聞きづらく、なんとなく「自分だけ下手なのでは」と感じてしまうこともあるだろう。

この記事では、初心者・中級者の平均スコアについて確認できているデータを紹介したうえで、自分のスコアが今どのあたりに位置するのかを整理し、次に目指すべき目標スコアの段階的な考え方を解説する。なお、スコアの数え方は「ゴルフのスコアの数え方」の記事、100切りに向けた具体的な上達法は「ゴルフ100切りの方法とコツ」の記事、パーやボギーといった用語の意味は「ゴルフ用語辞典」の記事でそれぞれ扱っている。本記事ではこれらと重複する内容には触れず、平均スコアの現在地把握と目標設定の考え方に絞って解説する。

ゴルフ初心者の平均スコアはどのくらいか(信頼できるデータで確認する)

「初心者の平均スコアは男性120〜150、女性130〜160」といった数字がインターネット上には数多く出回っている。しかし、これらの数字の出典をたどると、調査機関や実施年が明記されていないケースがほとんどで、どのサイトも同じ数字を引用し合っているだけという状態も少なくない。そのため本記事では、出典や確度をできる限り明示できる2つのデータに絞って紹介する。

なお、この2つのデータは調査の性質や時期が異なるため、平均値そのものを単純に比較できるものではない。それぞれ「誰の、いつのデータか」を踏まえたうえで参考にしてほしい。

GolfCounterの実測ラウンドデータが示す平均スコア

スコア管理アプリ「GolfCounter」が公開している実測ラウンドデータによると、5,781ラウンド分の実測値をもとにした平均スコアは121.9、中央値は120、平均パット数は42.2となっている(2026年9月時点の同社公式ページより)。

このデータは実際にラウンドしたスコアの集計であり、比較的信頼度の高い数値と考えられる。ただし、集計対象となったゴルファーの性別・年齢・ゴルフ歴といった内訳は公開されていない。また、このデータは日々更新され続けている生きた数値であるため、閲覧するタイミングによって数字が変わりうる点も留意しておきたい。

なお、GolfCounterの公式ページ自体が、アマチュアゴルファーの平均スコアは一般に約95〜110とされる一方、同サービスのユーザーはスコアの記録を始めたばかりの初心者層が中心である、と説明している。121.9という数値が一般的なアマチュア平均より高めに出ているのは、こうした利用者層の偏りが影響していると考えられる。

GDOのスコア管理データが示す平均スコア(2015年時点・参考値)

もう1つ、複数のメディアで紹介されている数字として、平均99.64(男性99.09/女性110.19)というデータがある。これはゴルフ場予約サイト大手・GDO(ゴルフダイジェスト・オンライン)のスコア管理サービスに蓄積された12万人・138万枚分のスコアカードを集計したものとされ、出典として「週刊ゴルフダイジェスト2015年3月17日号」が複数の情報源で一致して引用されている。

ただし注意点が2つある。1つは、この数字が2015年時点のものであり、現在から10年以上前のデータであるということ。もう1つは、GDOの公式サイト上で、現時点ではこの調査結果を直接確認できるページが見当たらないということだ。つまりこの数字は「かつて複数のメディアで紹介された参考値」として扱うのが適切であり、最新の実態を示す数字として断定的に受け取らないほうがよい。

GolfCounterとGDOのスコアデータを比較した図
集計時期・母集団が異なるため、2つの数値を単純に比較することはできません。

自分のスコアは今どの位置にあるのか(スコア早見表で確認する)

平均スコアの数字だけを見ても、自分のスコアがどのあたりに位置するのかは分かりにくい。そこで、一般的にどのスコア帯がどう位置づけられているかを、大まかな目安として整理した。

スコア帯 一般的な位置づけの目安
150前後〜 まだラウンドの回り方に慣れている途中の段階
100〜129 初心者〜初級者の中心的なレンジ。GolfCounterの実測平均(121.9)もこの帯に含まれる
90〜99 「100切り」を達成した後に位置するレンジ。GDOが示す平均値(99.64、2015年時点の参考値)は100切りラインのすぐ手前、この帯の中でも100に近い位置にある
80〜89 アベレージゴルファーの中でも上位クラスにあたる「90切り」達成者のレンジ
70台以下 シングルハンディクラス以上、競技志向のゴルファーが中心となるレンジ

この表はあくまで一般的な位置づけの目安であり、「このスコア帯に何%の人がいる」という統計的な達成率を示すものではない。自分のスコアが今どのあたりに位置するかを大まかにイメージするための材料として使ってほしい。

目標スコアはどう決める?「100切り→90切り→80切り」段階的設定の考え方

自分の現在地が分かったところで、次に気になるのは「では何を目指せばよいか」だろう。ゴルフの目標スコアは、いきなり大きな数字を目指すのではなく、100切り→90切り→80切りという段階を踏んで設定するのが一般的な考え方として広く語られている。

100切り・90切り・80切りと段階が上がるほど到達しているゴルファーが少なくなることを示す図
90切り・80切りの具体的な到達率は示さず、段階が上がるほど到達者が少なくなる傾向のみを表しています。

なぜ一気に80切りを目指さず、100切りから始めるべきなのか

現在120台や130台でラウンドしている人が、いきなり「80切り」を目標に掲げても、目標と現状の差が大きすぎてモチベーションを維持しづらい。

その点、100・90・80という数字はキリがよく、達成の節目として認識しやすい。まず100切りを目指し、達成できたら次は90切り、というように一段ずつ目標を積み上げていくほうが、今の自分がやるべきことを具体的にイメージしやすくなる。これは特別な理論というより、目標設定の基本的な考え方として捉えてほしい。なお、それぞれの段階を達成するための具体的な練習法やコース戦略は、「ゴルフ100切りの方法とコツ」の記事で扱っているため、本記事では目標の設定順序の考え方にとどめる。

100切り・90切り・80切り、それぞれどのくらいの人が到達しているのか

達成割合について、平均スコアで100を切れているゴルファーは全体の約3割程度であるという調査が複数見られる。この数字が示す通り、100切りは決して簡単な壁ではなく、多くのゴルファーが同じところで足踏みしている。

90切り・80切りについては、情報源によって示される割合の幅が大きく、母集団の条件(年代、ゴルフ歴、ラウンド頻度など)も揃っていないため、本記事では具体的な割合を提示しない。ただ、100切りを境に到達者の数はさらに絞られていくという傾向は、複数の情報源から共通して読み取れる。段階が上がるほど、到達するゴルファーは着実に少なくなっていくと考えておくとよいだろう。

各段階に到達するまでの期間の目安

各段階に到達するまでの期間には個人差が大きく、練習やラウンドの頻度によっても変わってくる。本記事で確認できた範囲では、複数の調査で3〜5年程度とする数字が多く見られた。もちろんこれより早く到達する人も、時間をかけてじっくり取り組む人もいる。期間の長さそのものよりも、今の自分がどの段階にいて、次にどの段階を目指すのかを意識することのほうが重要だと言える。

まとめ|今のスコアを知り、次の一段階を目標にする

確認できた範囲のデータに限れば、実測ベースの平均は121.9(GolfCounter)、2015年時点の参考値としては99.64(GDO)という数字がある。ただし、これらは調査の性質も時期も異なるため、単純に比較したり、唯一の正解として捉えたりする必要はない。

大切なのは、細かい統計の数字そのものより、自分の現在地を大まかに把握し、100切り→90切り→80切りという段階を1つずつ目指していく考え方を持つことだ。今のスコアがどの帯にあるかを確認できたら、次はその一段階上を目標に設定してみてほしい。

スコアの数え方の基本を確認したい場合は「ゴルフのスコアの数え方」、100切りに向けた具体的な考え方やコツを知りたい場合は「ゴルフ100切りの方法とコツ」、パーやボギーといった用語の意味を確認したい場合は「ゴルフ用語辞典」も参考にしてほしい。

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この記事を書いた人

AlonezGOLF編集部

ゴルフ歴の異なるメンバーで構成された編集チーム。初心者がつまずきやすい点を実際に確認しながら記事を作成しています。